2017年 11月 16日
eerie-eery個展【gishiki∽jinx∽magic】作品紹介【儀式を背負う者達】 |
忘れないうちに本日も個展作品を紹介します。
今回は割りと頑張った三体です。
【落ち着く数字の並び】
ある一定の数字を唱えなければ死ぬ。
そんな儀式を背負って生きている。
【落ち着く物の並び】
この配置で物を置かなければ死ぬ。
そんな儀式を背負って生きている。
【スイッチの確認】
あらゆるスイッチを押してOFFになったか確かめていなければ死ぬ。
そんな儀式を背負って生きている。
(※明かりの灯るスイッチが一つだけあります)
(落ち着く数字の並び、落ち着く物の並び、スイッチの確認)
ナブラは数字の並びにこだわる性質がある。
ナブラの中で数字はその並び方に因り、暗号になったり色になったりするからである。
ナブラは落ち着く数字の並びを丁寧に並べると箱に収め、分身に背負わせた。
この分身はナブラの代わりにこの儀式を背負ってくれる。
分身はあと二人居て、いろんな物が規則正しく並べられた箱を背負う者、あらゆるスイッチが収まった箱を背負う者が居る。
物が並べられた箱を背負う者に対する儀式は、この並びで並んでいないといけないという儀式で、スイッチが詰められた箱に対する儀式は、スイッチを全て消したか確認する儀式であり、どれも神経質な内容である。
分身達はナブラが持っているオカリナの様な形の顔をしていて、オカリナの音色の様な間抜けな声で話す。
これは、儀式等に囚われずに楽に生きていける力の抜けた存在で居たいというナブラの理想の姿なのであろう。
自分の儀式を背負わせている事にナブラは心を痛めている。せめてもの思いでナブラは彼等の膝にサポーターを巻いてやったのだった。
解説:
箱を背負ってる三体の服は赤い糸で縫われていますが、これはわたしが服を作る時にブランドネームを赤い糸で縫い付ける事と同じ意味を持っていて、わたしの元を離れても繋がっていられますようにというおまじないから来ています。
顔はわたしの愛用しているオカリナをモチーフに頭骨風にアレンジしました。
三体の膝にあるのはサポーターです。
重い荷物を背負うので膝にきます。
背中の箱はハーネスを外せば降ろす事も出来ます。
ちょっと細部にこだわっていてかわいいと思いますが旅立ちませんでした!
なので、この子達もSipka様でご覧頂けます。
是非見にいらして下さいませ!!
明日以降も頑張ります(・ξ・)◎
寒くなってきましたね、皆様どうか風邪などひかれませんように!
eerie.
by eerie-eery
| 2017-11-16 19:12
| mono oki goya